【AWS認定試験】IT未経験の総務でも3週間でAWS認定クラウドプラクティショナーに合格した話

【AWS認定試験】IT未経験の総務でも3週間でAWS認定クラウドプラクティショナーに合格した話

AWSを触ったことがない方でこれから受験を考えている方に、この記事がお役に立てれば嬉しいです。
Clock Icon2021.09.10

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こんにちは。クラスメソッドグループの総務を担当しているアノテーションのozakiです。 IT未経験、AWSの知識ゼロの私が、3週間でAWS認定クラウドプラクティショナーを取得するまでの勉強方法をご紹介します!

クラウドプラクティショナーとは

AWS認定試験の中で基礎コースとしての位置づけで、これからAWSを勉強する方やはじめてAWSの試験を受験する人に最適な試験です。 試験の詳細は公式ページでご確認ください。 公式サイトには推奨される知識と経験として「最低6ヵ月のAWS使用経験がある」と記載がありますが、全くの未経験からでもチャレンジできる難易度の資格です。

学習期間と心構え

取得していたIT系の資格はITパスポートのみでした。 クラウドプラクティショナーの勉強期間は約3週間です。 平日は1~2時間、週末はできる時は4~5時間程勉強しました。合計時間は約50時間程です。 コロナ渦で外出を控えていたこと、暗記が多いので短期間で受験したいという思いでした。 クラウドプラクティショナーの合格点は700。結果は856でした。 自信はあったので、試験後どこを間違えたのかが気になりました。

AWSの知識は皆無だったため、難しいなと構えると頭に入ってきませんでした。クラスメソッドの社員の方から「簡単だよ」と聞いていたので、気持ちが折れないように、自分で「これは簡単な資格」だと思い込むようにしたら不思議とすっと知識が定着しました。気持ちの持ち方は大切だと感じました。

学習方法

実際の学習方法ですが、下記6つの方法で学習しました。 記載はおおよその時間配分です。

私の場合は知識ゼロだったこともあり、色々な問題集で準備しましたが、下記1から3の方法のみでも合格できると思います。 Udemyの問題集は基礎から応用までかなりの問題数と解説があるので、問題集はUdemyのみでも十分に対策ができます。

  1. 参考書を読む(8時間)
  2. AWSの公式Eラーニングを受講する(6時間)
  3. Udemyの模擬試験問題集を解く(30時間)
  4. AWSの公式模擬試験とサンプル問題を解く(1時間)
  5. アプリの問題集で隙間時間を活用する
  6. Kindleの問題集を解く(1時間)

それぞれの学習方法についてご紹介します。

1.参考書を読む

こちらの2冊の本を準備しました。

AWS認定資格試験テキスト AWS認定クラウドプラクティショナー

試験に必要な知識が網羅されており、基礎知識を習得するのに最適でした。

図解即戦力 Amazon Web Servicesのしくみと技術がこれ1冊でしっかりわかる教科書

試験対策本ではないですが、イラストが多く丁寧に解説されています。テキストで学習中により詳細に知りたい内容やサービスが出てきたときに辞書のように活用しました。AWSの公式HPより初心者にもわかりやすく、知識を整理するのに役立ちました。

2.AWSの公式Eラーニング

AWS Cloud Practitioner Essentials(Japanese)日本語字幕版を受講しました。 AWSが提供している無料の6時間のデジタルコースです。 AWSクラウドを全体的に理解したい方を対象としているEラーニングです。 クラウドの概念、AWS のサービス、セキュリティ、アーキテクチャ、料金、サポートについて学習し、AWS クラウドについての知識を深めることができ、試験の準備にも役立つ内容になっています。

3.Udemyの模擬問題集

Undemyの問題集で繰り返し練習しました。

この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集(7回分455問)

「この問題だけで合格可能!」とあるようにこの問題集の演習テスト1から5が概ね9割以上とれれば確実に合格できると思います。 初回は6.7割程度しか取れず愕然としましたが、9割とれるまで繰り返し解き試験にのぞみました。誤答の解説まで理解・復習すればよりよいと思います。解説はとても丁寧ですが、読んでわからない箇所は公式サイトやDevelopersIOで調べました。 実際の試験は基本問題と応用問題がミックスされたようなレベル感でした。概ね応用問題は実際の試験よりやや難しいと思います。 市販のテキストに載っている問題はとても易しいため、未経験者がテキストの問題集だけで合格するのは難しいと思います。こちらの問題集は問題が多く収録され、内容も充実していました。

4.AWSの公式模擬試験

AWSはオンラインでの模擬試験を提供しており、受験しました。 問題数は20問、時間は30分、料金は2000円(税別)です。 終了後にスコアが通知されますが、どこが不正解だったかの詳細は表示されません。少しもやっとしますが試験問題の雰囲気はつかめると思います。 本番試験よりはかなり易しいので、高得点がとれたタイミングで受験するという目安にはなると思います。

5.携帯アプリの活用

問題集の無料アプリを携帯電話にダウンロードしました。 出先や電車での移動時間や待ち時間などの隙間時間を活用して学習しました。

6.Kindleの問題集

AWS認定 クラウドプラクティショナー 模擬問題集 Kindle版が無料キャンペーン中だっため、購入し活用しました。難易度は実際の試験より易しめです。学習直後の力試しに良いと思います。

最後に

以上、クラウドプラクティショナー試験に合格するための勉強法についてご紹介しました。

はじめに試験対策本で基礎知識を身に付け、AWS公式動画を視聴し、Udemyの問題集で仕上げることで試験に万全な体制で挑めると思います。

他にも勉強方法はあると思うので、あくまでも勉強方法の一つとして参考にしていただければ幸いです。

総務担当の非エンジニアでも取得できましたので、これから学習をお考えの方は是非チャレンジしてみてください! 5月にソリューションアーキテクトアソシエイトも取得しましたので、また勉強方法についてご紹介したいと思います。 最後までお読みいただきありがとうございました!

アノテーション株式会社について

アノテーション株式会社は、クラスメソッド社のグループ企業として「オペレーション・エクセレンス」を担える企業を目指してチャレンジを続けています。「らしく働く、らしく生きる」のスローガンを掲げ、様々な背景をもつ多様なメンバーが自由度の高い働き方を通してお客様へサービスを提供し続けてきました。現在当社では一緒に会社を盛り上げていただけるメンバーを募集中です。少しでもご興味あれば、アノテーション株式会社WEBサイトをご覧ください。

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